NFT Project ”Dancing Luka Daily Bread” White Paper

このプロジェクトは、ボカロPとして活躍するFounder Panchanが手がけるNFTアートとNFT音楽の融合をテーマにしたデジタルプロジェクトです。Openseaでの販売を中心に、Discordコミュニティを通じてアーティストとのコラボやフリーミント、Giveawayを展開。長期的には、メタバースでの3D Animationライブの開催を目指し、NFTの新たな可能性を追求します。

プロジェクトのビジョンと目的

このプロジェクトが目指すのは、混沌とした現代社会における人間の葛藤と魂の救済を表現する、深く情緒的なNFTアートと音楽の世界です。主人公である女スパイのRahabは、絶え間ない苦悩の中で「復讐」という名の自己実現を求めています。彼女の心には、愛を伝える存在、Lukaが宿っており、この2人が織りなす物語がプロジェクトの中核を成します。

彼女たちが生きるのは、キリスト教的な世界観に彩られた「憎しみと愛の交差点」。Rahabは復讐を遂げようとしながらも、その道が果たして人間としての正しい生き方なのかを模索し続けます。一方で、Lukaは「愛」こそが人間を救う唯一の道だと信じ、Rahabを癒し、導こうとします。

2人の関係は、絶えず衝突しながらも、互いを支え合う。Rahabが苦しみ、愛を拒絶しようとする瞬間にも、Lukaはその傍に寄り添い続けます。果たして、人間は自らの手で復讐を果たすことで満たされるのか、それとも、愛を受け入れることで本当の自己を見出すのか。この永遠の問いかけを描き出し、私たちが生きる意味や価値を問い直すアートと音楽を、NFTを通じて表現していくのが、このプロジェクトの目指すところです。

私たちの創作は、アートや音楽を通じて、自己実現と愛という普遍的なテーマを探求し、混沌とした世界で答えを見つけようとするすべての人々に寄り添うことを目指します。

技術的詳細

本プロジェクトでは、NFTアートとNFT音楽をOpenseaに出展するために、Ethereumブロックチェーンを基盤とした技術を採用しています。具体的には、NFTの標準としてはERC-721規格を主に使用します。ERC-721は、唯一無二のトークンを発行するための規格であり、アートや音楽などのデジタル作品が唯一の所有権を表す形で発行されます。これにより、所有者が作品の完全なコントロールを持ち、Openseaなどのプラットフォーム上で自由に売買が可能となります。

さらに、ERC-1155規格もサポートしており、こちらは同じトークンの複数発行が可能で、限られた枚数のエディション販売やコレクションの一部として活用されます。この規格により、同一の作品でも異なるバージョンを保有者に提供しやすく、例えば音楽のリミックス版や特別なバージョンのNFTとして柔軟な運用が可能となります。

スマートコントラクトの実装には、Thirdwebを使用しています。Thirdwebは、Web3プロジェクトの構築を支援するプラットフォームであり、その直感的なインターフェースとカスタマイズ性により、迅速かつ効率的にNFTを発行し、プロジェクトをローンチすることができます。このプロジェクトでは、Thirdwebを利用してNFTの「Drop」を行い、販売を行っています。

具体的なスマートコントラクトの仕様としては、購入者が安全にNFTを取得できる仕組みを導入しています。購入者がスマートコントラクトを通じてトランザクションを行う際に、正確に所有権が移転されることを保証するためのロジックが組み込まれており、さらに、スマートコントラクト内には二次販売時のロイヤリティ機能も実装されています。これにより、作品が再度売買されるたびに、アーティストに適切な報酬が支払われる仕組みが確保されています。

まとめると、Opensea上でのERC-721およびERC-1155規格のNFT出展に加え、Thirdwebを活用した効率的なDropとスマートコントラクトの実装により、購入者やコレクターが安全で柔軟な取引を行えるように設計されています。

アートワークの詳細

このNFTプロジェクトのアートワークと音楽は、現代のデジタル技術と独自のコンセプトを融合させ、視覚的にも聴覚的にも新しい体験を提供します。アートと音楽が交わるこのプロジェクトは、デジタルの特性を活かしつつも、深い芸術的な意味合いを持ち、コレクターにとってユニークな作品として提供されます。

NFT アート: ゴシック調のドット絵(PFP & Scean)

コンセプト
ゴシック調のPFP(プロフィールピクチャ)

このPFPシリーズは、Dancing Luka Daily Breadの中心キャラクターであるRahabやLukaの内面を、暗く荘厳なゴシック美学で表現しています。各アートピースは、彼女たちの存在する世界の混沌とした本質を具現化し、彼女たちの感情、苦悩、そして心の葛藤をダイレクトに描いています。光と影の劇的なコントラストを活用し、重厚なデザインが見る者に内省を促すよう設計されているのが特徴です。

キャラクターの内面的な光と闇が、複雑なアートワークの中で交錯し、深い感情が視覚的に伝わるよう細部にまでこだわっています。装飾的な要素や古典的なゴシックデザインのモチーフは、世界観に漂う不安定さや荘厳さを効果的に引き立て、各キャラクターの人間的な側面を浮き彫りにしています。


Scean: 曲の世界観を視覚化

「Scean」とは、Dancing Luka Daily Breadの楽曲ごとに、各キャラクターの物語や心情を反映させたアートシリーズです。特にゴシック調のスタイルを基調とし、キャラクターが体験する苦悩や迷い、混乱した心の風景が表現されています。視覚的には、重厚な装飾や繊細なラインアートが、彼女たちの内面に潜む闇を鮮明に映し出します。

ゴシック特有の影と光のコントラストは、作品全体に張り詰めた緊張感を与え、ストーリーの奥深さを強調しています。このような視覚表現は、キャラクターが直面する葛藤や試練を深く考えさせると同時に、観る者に彼女たちと共鳴する瞬間を与える設計になっています。


レトロなピクセルスタイル

これらのアート作品には、デジタルアートの象徴ともいえるレトロなピクセルスタイルが採用されています。一見シンプルなドット絵の形状ですが、限られた表現の中にキャラクターの個性や感情を的確に描き出す巧みな技術が光ります。このピクセルの制約がむしろ創造的な自由を生み出し、各アートワークにユニークな美しさを与えています。

視覚的には、どこかノスタルジックな雰囲気を持ちながらも、現代的な感覚を併せ持つこのスタイルは、デジタルアートとしての存在感を一層際立たせます。ドットの配列一つ一つが、アート作品として洗練された独自の表現を生み出し、観る者の心に深く刻まれる印象を残す仕上がりとなっています。


これらの要素が組み合わさることで、Dancing Luka Daily Breadのゴシック世界が視覚的に力強く表現され、作品全体の一貫性と魅力がさらに高まっています。

制作過程

アートは、細部にまでこだわり抜かれたデザインと、最新のデジタルツールを駆使して制作されます。まず、キャラクターのラフスケッチが描かれ、ゴシック調のテーマに沿った色彩やシンボルが選定されます。次に、デジタルペインティングツールを用いて、光と影の調整、テクスチャの付与などが行われ、最終的に深みのあるアートワークが完成します。ドット絵の制作においては、ピクセル単位で細部を調整し、シンプルながらも複雑な表現が可能となるよう工夫されています。

NFT Music: テクノロック & パンクロック 
       ジャケットは現役美大生画家RIRUKAによる油絵

コンセプト

このNFT音楽は、現代的なテクノロックとパンクロックを基調に、電子音楽と生音が交錯する斬新なサウンドを追求しています。テクノロックは、電子音の冷たさと機械的なビートが特徴であり、Rahabが生きる冷酷で無慈悲な世界観を音楽として体現しています。一方、パンクロックは、反逆精神や感情の爆発を表現しており、Rahabの内なる怒りや反発を音楽を通じて直接的に訴えかけます。この2つのジャンルの融合により、聴く者に強烈なインパクトを与え、感情を揺さぶる音楽が生み出されます。

AI音声データベース「Synthesizer V」の活用

ヴォーカルには、AI音声データベースである「Synthesizer V」を活用しています。このAIシンセサイザーは、最先端の技術を用いて、非常に人間らしいボーカルを生成することができます。特に、プロジェクトのストーリーやキャラクターの感情を的確に反映した歌声をAIが紡ぎ出すことで、RahabとLukaの葛藤や内面的な表現がより一層際立ちます。AIボーカルの柔軟性により、楽曲は無限の可能性を持ち、リスナーに新しい体験を提供します。

制作過程

音楽制作では、まずテクノロックとパンクロックのベースとなるビートやギターリフが作られます。次に、AIボーカルである「Synthesizer V」を用いて、各キャラクターに合わせた歌詞とメロディを生成します。このプロセスでは、音声の抑揚や感情表現を細かく調整し、まるで人間が歌っているかのような自然なボーカルが完成します。テクノロジーと芸術が交錯するこの制作過程は、デジタル音楽としての独自性をさらに高めています。

アーティストの紹介

本プロジェクトに参加しているアーティストたちは、デジタルアートと音楽に精通した専門家であり、それぞれがユニークなビジョンとスキルを持っています。ゴシック調のアートワークを手がけるアーティストは、ダークファンタジーや深層心理をテーマにした作品を得意としており、RahabとLukaのキャラクターに生命を吹き込むことに成功しています。ドット絵のアーティストは、ピクセルアートの美学を熟知しており、シンプルなデザインの中にも深い表現力をもたらします。

音楽制作に関わるクリエイターは、テクノロックやパンクロックの最前線で活躍しており、斬新でエッジの効いたサウンドを生み出しています。また、AI技術を駆使した「Synthesizer V」を使いこなすエンジニアたちが、革新的な音楽体験を提供するための技術サポートを行っています。彼らの専門知識と情熱により、このプロジェクトは芸術的にも技術的にも高い完成度を誇っています。

デジタルアートの特性とユニークネス

このプロジェクトのNFTアートと音楽の最大の魅力は、デジタルアートとしての特性をフルに活かしている点にあります。アートや音楽は、物理的な制約にとらわれず、デジタルならではの柔軟性や革新性を表現することが可能です。例えば、アートは所有者が自在にコレクションし、展示することができ、音楽はオンラインで無限に再生可能です。

さらに、ブロックチェーン技術を活用したNFTの特性により、各作品は唯一無二のデジタル資産として保護され、コレクターに永続的な価値を提供します。これにより、アーティストと購入者の間に新たな形でのコミュニケーションが生まれ、アートの価値がコミュニティ全体で共有されていきます。

このプロジェクトは、技術と芸術の融合を象徴するものであり、デジタル時代における新しいアートの形を提示します。

トークノミクス(Tokenomics)

Dancing Luka Daily Breadプロジェクトにおけるトークノミクスは、NFTアートおよびNFT音楽の希少性と収集価値を高めると同時に、クリエイターへの還元を考慮したバランスの取れた経済モデルに基づいています。本章では、NFTアートや音楽の発行数、価格設定、販売方法、二次流通でのロイヤリティ配分について詳述します。

1. NFTアートのトークノミクス

1.1 NFT ART (PFPs 16ビットドット絵)

  • 発行数:
    制限なしで、PFP(プロフィールピクチャ)形式のNFTが発行されます。この限定された供給により、希少価値を高める設計となっています。
  • 価格:
    1体あたり10 POL(Polygon)で設定されています。AIアートを使用して作成され、購入しやすい価格帯となっています。
  • 販売方法:
    Openseaプラットフォームを通じて固定価格で販売します。グローバルな露出が得られるOpenseaは、コレクターにとって使いやすいプラットフォームです。
  • ロイヤリティ配分:
    二次流通での取引額の10%がクリエイターに還元されます。これにより、クリエイターは初回販売後も継続的に収益を得られます。

1.2 NFT ART (PFPs – 油絵シリーズ) 

  • 発行数:
    200体限定で発行されます。これは現役美大生画家RIRUKAによる油絵作品が採用され、非常に希少性が高いシリーズです。
  • 価格:
    1体あたり0.03 ETH(Ethereum以上で設定されています。この価格設定は、手描き油絵の希少価値を反映しています。
  • 販売方法:
    Openseaで固定価格形式で販売されます。
  • ロイヤリティ配分:
    二次流通での販売額の10%がクリエイターに還元されます。

1.3 NFT ART (Scean– 油絵シリーズ)

  • 発行数:
    各コレクションごとに30体限定で発行されます。この制限により、特定のテーマや作品に対する需要を高める設計です。
  • 価格:
    1体あたり0.03 ETH(Ethereum)以上で販売されます。油絵をベースにした高いアート価値が価格に反映されています。
  • 販売方法:
    Openseaにて固定価格で販売。
  • ロイヤリティ配分:
    二次市場での取引時に販売額の10%をクリエイターに還元します。

2. NFT音楽のトークノミクス

2.1 NFT MUSIC

  • 発行数:
    各楽曲につき5枚(Mint)の限定発行。少数発行により、音楽NFTの希少価値を高め、特別感を提供します。
  • 価格:
    1曲あたり0.01 ETH以上で設定されています。テクノロックやパンクロックジャンルの楽曲に加え、AIボーカル「Synthesizer V」を使用した革新的な音楽作品です。ジャケットにはRIRUKAによる油絵を採用し、音楽とアートが融合したNFTとして高い価値を持ちます。
  • 販売方法:
    Openseaプラットフォームを通じて販売されます。
  • ロイヤリティ配分:
    二次市場での取引が行われるたびに10%のロイヤリティがクリエイターに還元されます。これにより、楽曲の再取引が行われる際にもクリエイターの収益が確保されます。

3. Discord限定販売

本プロジェクトでは、特定のNFTアートや音楽をDiscordコミュニティ限定で販売する特別施策を導入しています。

  • 限定販売の利点:
    コミュニティメンバーは、一般販売に先駆けて限定作品を購入する機会を得ることができます。これにより、メンバー間のつながりを強化し、特別感を演出します。
  • 販売方法:
    Discord内でホワイトリスト形式を使用し、特定のメンバーのみが購入可能な仕組みを導入。これにより、信頼性の高い販売環境が整います。

4. トークノミクスのまとめ

本プロジェクトのトークノミクスは、以下の要素を重視して設計されています:

  1. 希少性と収集価値: 各NFTの発行数や価格設定により、希少性を確保し、コレクターに魅力的な収集体験を提供します。
  2. クリエイターへの還元: 初回販売だけでなく、二次市場での取引時にも10%のロイヤリティを還元する仕組みを採用しています。
  3. 持続可能な経済モデル: Openseaでのグローバルな販売とロイヤリティ配分を通じて、クリエイターとコレクター双方にとって長期的な利益をもたらします。
  4. コミュニティ参加型販売: Discordを活用した限定販売により、プロジェクトのファンや支持者との強固な関係を築きます。

これらの要素により、Dancing Luka Daily Breadプロジェクトは、クリエイターとコレクター双方にとって魅力的で持続可能なNFTエコシステムを提供します。

法規制と著作権

法規制と著作権

NFTアートやNFT音楽は、デジタルの世界で所有権や価値を証明する革新的な技術である一方、法規制や著作権に関する明確な理解が重要です。本プロジェクトでは、NFTに関連する法的な考慮事項や、著作権の扱いについて慎重に対応しています。

法的な考慮事項

NFTの取引は、主にブロックチェーン技術を基盤として行われるため、各国の法規制に依存することになります。特に、NFT取引に関連する法的なリスクとして、以下の点が挙げられます。

  1. 証券法との関係: 一部の国では、特定の条件下でNFTが証券として扱われる可能性があります。証券と見なされる場合、その国の証券取引規制に従わなければならず、特に発行者や販売者に対する規制が厳しくなることがあります。本プロジェクトでは、NFTが証券として扱われないような仕組みを採用し、適用法規を遵守しています。
  2. 消費者保護法: NFTを購入するユーザーに対する説明責任も重要です。NFTはデジタル資産であるため、その性質や使用方法について明確に説明しなければなりません。本プロジェクトでは、OpenseaやDiscordでの販売時に、購入者に対してNFTの内容や取引条件を正確に伝えることを徹底しています。
  3. マネーロンダリング防止(AML)とテロ資金供与防止(CFT)規制: 高額なNFT取引は、マネーロンダリングやテロ資金供与のリスクを伴う可能性があります。そのため、プラットフォームによっては、KYC(顧客確認)手続きを導入することが推奨されており、Openseaのような主要マーケットプレイスではこの点も考慮されています。

著作権の扱い

NFTはデジタルアートや音楽の所有権を証明するために使われますが、重要なのは、所有権と著作権は異なるという点です。以下に、この違いと具体的な対応について説明します。

  1. 所有権と著作権の違い
  • 所有権: NFTの購入者が取得するのは、NFTとして発行されたデジタルアートや音楽の「所有権」であり、これは作品のデジタル版に対する所有権を意味します。これは、その作品が唯一無二であることを保証し、ブロックチェーン上に記録され、所有者が自由に転売する権利を持ちます。
  • 著作権: 一方で、著作権は基本的に作品を創作したアーティストに帰属します。つまり、購入者がNFTを所有していても、作品を商業的に利用したり、複製・配布したりする権利は通常与えられません。NFTの購入者ができるのは、作品を個人的に鑑賞したり、コレクションとして保有したり、あるいは二次販売市場で取引することです。商業的利用を行うためには、別途ライセンスを取得する必要があります。
  1. ライセンスの扱い
  • NFTの販売にあたっては、アーティストがどのような著作権を保持するのか、そして購入者がどのような使用権を持つのかを明確にするためのライセンス条項を設定します。例えば、購入者に限定的な商業利用権を付与するケースもあれば、個人的な使用に限定するケースもあります。本プロジェクトでは、各NFTに対して明確なライセンス規約を定め、購入者がどの範囲で作品を利用できるかを明記しています。
  1. 二次流通での著作権とロイヤリティ
  • NFTの特性として、二次流通(再販売)でも、アーティストにロイヤリティが支払われる仕組みが組み込まれています。スマートコントラクトに基づき、二次市場での取引が行われるたびに、10%のロイヤリティがアーティストに自動的に支払われます。これにより、作品が何度も売買される中でも、クリエイターが継続的に利益を得られる仕組みが確保されています。

デジタルアートの特性と保護

デジタルアートの特徴として、物理的な作品と異なり、無限に複製が可能であるという点があります。しかし、NFTはその「オリジナル性」を保証し、唯一無二の所有権をブロックチェーン上に記録することで、デジタル作品の希少性を守ることが可能です。さらに、ブロックチェーンの透明性と改ざん不可能な記録により、著作権侵害や偽造に対して強固な保護が提供されます。

本プロジェクトでは、これらのデジタルアートの特性を最大限に活用し、作品の保護とコレクターへの価値提供を両立させています。著作権に関する取り扱いは透明性を持って行い、アーティストと購入者双方が安心して取引できる環境を提供することを目指しています。

まとめ

NFTの所有権と著作権の違いを明確に理解することは、プロジェクトの成功に欠かせません。本プロジェクトでは、アーティストの権利を守りつつ、購入者にとっても満足度の高い体験を提供するために、法規制や著作権の扱いに細心の注意を払いながら進行しています。また、二次流通におけるロイヤリティ配分や、透明性の高いライセンス条項を設定することで、持続可能なNFTエコシステムを構築しています。

コミュニティとエコシステム

NFTプロジェクトの成功には、強力なコミュニティの形成とエコシステムの構築が欠かせません。本プロジェクトでは、NFTの購入者やコレクターとの積極的なコミュニケーションを通じて、プロジェクトの価値を高め、長期的な関係を築くことを目指しています。特に、Discordを中心にしたコミュニティプラットフォームを活用し、購入者やコレクターと直接つながり、共に成長するエコシステムを提供します。

1. コミュニケーション計画

コミュニティとのコミュニケーションは、プロジェクトの透明性や信頼性を高めるための重要な要素です。本プロジェクトでは、購入者やコレクターと定期的にコミュニケーションを図るため、以下のような施策を展開しています。

  • AMA(Ask Me Anything)セッション: Discord内で定期的にAMAセッションを開催し、プロジェクトに関する質問に答える場を設けています。このセッションでは、開発者やアーティストが直接参加し、購入者やコレクターが気になる点を自由に質問できる環境を提供します。これにより、プロジェクトの透明性を高め、コミュニティとの信頼関係を強化します。
  • フリーミント(Free Mint)イベント: フリーミントは、コミュニティメンバーが特定のNFTを無料で取得できるイベントです。このイベントは、コミュニティへの感謝の意を表すだけでなく、新しいコレクターを引き込み、プロジェクトへの関心を高める絶好の機会です。特に、Discord内のアクティブメンバーや参加者に対して、ホワイトリスト権を付与する形で実施することが多く、メンバー同士のつながりも深まります。
  • Giveaway企画: 定期的にGiveawayを実施し、プロジェクトの拡散や新規参加者の獲得を促進します。NFTアートやNFT音楽を報酬として提供し、特定の条件(リツイートや参加条件など)を満たしたメンバーに抽選で贈呈します。このようなキャンペーンは、プロジェクトの知名度を向上させるだけでなく、参加者同士の活発な交流を生み出します。
  • Discordでのサポートと問い合わせ対応: 不明点や技術的な質問に対応するため、Discord内に専用のお問い合わせチャンネルを設けています。プロジェクトに関する質問はもちろん、技術的な問題や取引に関するサポートも迅速に行うことで、ユーザー体験を向上させます。このサポート体制により、初めてNFTを購入する初心者にも安心して参加できる環境を整えています。

2. コミュニティの形成

強力なコミュニティを形成するためには、購入者やコレクター同士が活発に交流し、共通の目的や価値観を共有できる場を提供することが不可欠です。本プロジェクトでは、以下の手段を通じて、コミュニティを活性化させています。

  • 限定コンテンツや特典: Discord内で、メンバー限定のコンテンツや特典を提供しています。例えば、未公開のアートや音楽、プロジェクトの制作過程を共有することにより、メンバーに特別感を提供し、彼らがプロジェクトに深く関与できるようにしています。これにより、メンバーはプロジェクトの一部となり、より積極的にコミュニティ活動に参加するよう促します。
  • リアルタイムのイベントやライブセッション: 定期的にライブイベントや音楽セッションを開催し、アーティストやクリエイターとのリアルタイムでの交流を可能にします。特に、NFT Musicに関連したライブパフォーマンスや、制作の裏話をシェアするセッションなどを通じて、音楽やアートのファン同士が集まりやすい環境を作り出します。
  • コレクター同士の交流: Discord内でコレクター同士が交流できるチャンネルを用意しています。購入したNFTアートや音楽をシェアしたり、互いの収集経験を共有することで、コミュニティ全体における相互支援の文化を醸成します。このような交流により、コレクター間のつながりが強まり、コミュニティ全体の一体感が高まります。

3. 特典やイベント

コミュニティメンバーに対しては、特別な特典やイベントを定期的に提供し、彼らのプロジェクトへの関与を促します。これらの特典は、メンバーのロイヤリティを高め、コミュニティの成長に寄与します。

  • 限定NFTの配布: フリーミントやGiveaway企画に加え、特定のイベントや目標達成時に、限定NFTを配布します。これらのNFTは、特定のイベント参加者やコミュニティに長期間貢献してきたメンバーに対して贈られ、コレクターにとっての希少性が高い価値を持つアイテムとなります。
  • 特別アクセス権: コミュニティメンバーには、今後リリース予定のNFTアートや音楽に対して、一般公開前にアクセスできる特別な権利を付与します。これにより、メンバーはプロジェクトの最前線で活動し、先行してNFTを手に入れるチャンスが与えられます。特別アクセス権は、ホワイトリスト形式で提供され、限定販売イベントやプレミアムコンテンツの提供に役立ちます。
  • 現実世界でのイベント参加権: コミュニティの活動はオンラインに限らず、現実世界でのイベントや展示会などにも展開していきます。特定のNFT所有者には、プロジェクトに関連したリアルイベントや展示会に参加できる特別な権利を提供し、オンラインとオフラインの連携を強化します。

4. エコシステムの維持と拡大

本プロジェクトでは、NFTを単なるデジタルアイテムとして扱うのではなく、購入者やコレクターが長期的にプロジェクトに関わり続けられるようなエコシステムを構築しています。

  • ロイヤリティによる還元: 二次市場での取引が活発に行われる中、アーティストに10%のロイヤリティを還元する仕組みを導入しています。これにより、プロジェクトが成長するほどアーティストやクリエイターにも利益が還元され、彼らが新たな作品を生み出し続けるためのインセンティブとなります。
  • コミュニティ主導のプロジェクト: 長期的には、コミュニティメンバーが提案し、意見を反映できる仕組みを導入する予定です。メンバーが自発的に新たなプロジェクトやイベントを企画できるようにし、プロジェクトの方向性を共に作り上げることで、真の意味での参加型エコシステムを実現します。

まとめ

本プロジェクトでは、購入者やコレクターとの緊密なコミュニケーションを基盤とし、強固なコミュニティを築くことに力を入れています。Discordを中心としたコミュニティ運営を通じて、AMAセッションやフリーミント、Giveawayなどを活用し、メンバーとアーティストが直接つながる場を提供します。また、限定コンテンツやイベント、特典を通じて、コミュニティメンバーに対する価値を高め、長期的なエコシステムを構築することで、プロジェクト全体の持続可能な成長を目指します。

ユーティリティ

NFTの魅力は、単なるデジタル資産としての価値に留まらず、さまざまな機能や特典を通じて、購入者やコレクターに付加価値を提供できる点にあります。本プロジェクトでは、NFTアートやNFT音楽を所有することで得られるユーティリティ(機能や特典)を多様に設け、購入者が作品を保有する意義をさらに高めています。以下に、本プロジェクトのNFTが持つ具体的なユーティリティを詳述します。

1. フリーミント参加権の付与

  • フリーミント機能: Discord内で配布されるNFTをフリーミント(無料でNFTを発行)できる機能があり、これに参加することで、今後の限定フリーミントイベントに参加するための限定参加権が付与されます。この特典により、NFT所有者は他のメンバーに先駆けて、特別なNFTを入手する機会を得ることができ、プロジェクトの初期段階から深く関与できるメリットがあります。
  • 限定イベントの魅力: フリーミントイベントに参加できることで、限定的なNFT作品を先行入手できるため、コレクター間での希少価値が高まります。さらに、限定参加権は、プロジェクトに対する忠誠心を評価する仕組みであり、積極的に関与するメンバーに対するインセンティブとなります。

2. 四半期ごとの利益分配

  • 利益分配機能: OpenseaにてNFTアートやNFT音楽を購入したコレクターには、四半期に一度、総利益の30%を配当性向として分配します。これは、プロジェクト全体の収益を共有する形で購入者に還元するもので、長期的に保有するメリットを提供します。単なるデジタルアートや音楽の所有に留まらず、投資的な側面も持ち合わせることで、購入者にとっての金銭的なリターンが期待できます。
  • 仕組みと透明性: 利益分配はスマートコントラクトを通じて自動的に行われ、透明性が確保されています。これにより、購入者は定期的に利益を受け取ることができ、プロジェクトの成長を共有しながら参加できる環境が整えられています。分配率が30%と高めに設定されているため、コレクターにとって魅力的な収益機会となります。

3. NFTアートおよびNFT音楽の使用許可

  • 利用許可の仕組み: 購入されたNFTアートやNFT音楽に関して、所有者がそれらを使用する際には、プロジェクト側に一声かけていただければ、利用許可を出すシステムを採用しています。これは、アートや音楽の創造者が作品の権利を保持しつつ、所有者が自由に活用できる柔軟性を提供するもので、商業利用を含めた広範な使用を可能にします。
  • 利用シナリオ: 例えば、所有者がメタバース内のイベントでNFTアートを展示したり、音楽NFTを自身のコンテンツやプロジェクトで使用したりする際に、簡単な確認を行うことで使用許可が得られます。この仕組みにより、NFTが所有者の活動に幅広く活用されることを奨励し、アートや音楽がデジタル空間内で広がる機会を提供します。

4. メタバースおよび物理的商品との連動

  • メタバースでの活用: 本プロジェクトのNFTアートは、今後メタバース内での使用も想定しています。所有者は、メタバース上で自身のNFTをアバターとして使用したり、バーチャルギャラリーで展示することができる予定です。これにより、NFTアートは単なるデジタルコレクションにとどまらず、メタバースの中で自己表現の手段としても活用できるようになります。
  • 物理的商品との連動: NFTアートやNFT音楽を所有することで、限定の物理的商品と連動した特典も提供する予定です。例えば、NFTアートを購入したコレクターには、そのアートがプリントされた限定Tシャツやポスターが贈呈される特典が付くこともあります。これにより、デジタルと物理世界の架け橋として、NFTの価値を一層高めます。

5. コミュニティからのアイデア募集

  • NFTの新しい活用方法の模索: 本プロジェクトでは、コミュニティメンバーやNFTの所有者から、NFTアートやNFT音楽の新しい利用アイデアを募っています。このオープンな姿勢により、ユーザーが自分たちのクリエイティブなアイデアを提案し、プロジェクトに参加することができる仕組みが整えられています。
  • コラボレーションの促進: NFT所有者やコレクターからのフィードバックをもとに、プロジェクトはさらなるユーティリティや特典を開発し、より魅力的なエコシステムを構築します。このような双方向のコミュニケーションによって、プロジェクトの方向性が進化し続け、コレクター同士のコラボレーションも促進されます。

まとめ

本プロジェクトのNFTは、単なるデジタル所有物としての価値だけでなく、実際に使用可能なユーティリティを多数備えています。フリーミント参加権の付与や四半期ごとの利益分配といった金融的なリターンに加え、NFTの使用許可やメタバースでの活用、物理的な商品との連動など、デジタルとリアルをつなぐ新しい体験を提供します。さらに、コミュニティからのアイデアを取り入れることで、NFTの可能性を広げ、プロジェクトを共に成長させるエコシステムを築いています。

チームとアドバイザー

本プロジェクトは、音楽とデジタルアートを融合させたNFTの世界を目指しており、その中心にいるのがFounder Panchanです。Panchanは音楽業界での豊富な経験を持ち、NFTの分野でも新たな挑戦を進めています。彼のバックグラウンドと実績を基に、プロジェクトへの信頼性と情熱が反映されています。

Founder: Panchan

  • 年齢: 40代
  • 職業: 会社員
  • 経歴: Panchanは、ボーカロイドプロデューサー(ボカロP)としての長年のキャリアを持ち、音楽制作において確かな実績を築いています。特に、日本国内で大きな支持を受けるプラットフォームであるニコニコ動画のイベントに多数参加してきました。音楽制作を通じて、独自のスタイルを確立し、ボーカロイドを使った作品で多くのリスナーを魅了しています。
  • 音楽雑誌『日本バンド図鑑 2024下半期』に掲載: Panchanは、音楽雑誌「日本バンド図鑑 2024下半期」にプロフィールが掲載され、楽曲提供も行っています。この掲載によって、彼の音楽が幅広いリスナーに認知されるようになり、音楽制作における確かな信頼性が証明されています。
  • 代表曲『灰色の誓い』: Panchanの代表曲である「灰色の誓い」は、彼の音楽スタイルを象徴する楽曲であり、強烈なメロディと歌詞が特徴です。この曲は、彼が描く感情の深い物語性を持ち、彼のファンから高い評価を受けています。
  • アルバム『Rahab’s shadow is Sister Luka』: このアルバムは、プロジェクトのテーマでもある「RahabとLuka」の世界観を反映しており、感情豊かな楽曲が収められています。アルバム全体を通して、Panchanの音楽的なビジョンが感じられ、物語性とサウンドの融合が高く評価されています。

モデレーターは募集中

本プロジェクトは現在、Discordコミュニティの運営を支えるモデレーターを募集中です。プロジェクトに参加し、コミュニティメンバーとの交流を支援し、イベントや特典の管理を行う役割を果たすことで、プロジェクトの成長をサポートしていただける方を募集しています。

Founderへのお問い合わせ

プロジェクトやFounder Panchanへの直接的なお問い合わせは、公式サイトの「Contact-us」ページを通じて行うことが可能です。プロジェクトに関するご質問やご相談は、こちらで受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

Panchanの音楽業界における実績と情熱を基に、本プロジェクトは信頼性とユニークなアート作品の提供を目指しています。NFTという新たな分野に挑戦し、ボーカロイド音楽とデジタルアートの融合を実現するプロジェクトとして、今後の成長が期待されます。モデレーターの募集や直接的なお問い合わせも受け付けており、コミュニティの形成を重視したプロジェクト運営を行っています。

ロードマップ

プロジェクトのタイムライン

1. 初期開発フェーズ(年内実施)

  • コンセプトの確立: プロジェクトのテーマである「RahabとLuka」の物語を基にしたNFTアートとNFT音楽のコンセプトを確立。
  • プレ販売の開始: NFTアートとNFT音楽は既にOpenseaにてプレ販売を開始しています。アートと音楽の魅力をプロモーションし、コレクターに早期参加の機会を提供しています。
  • コミュニティ拡大: Discordメンバーが100名を超えた段階で、アーティストとのコラボレーションを正式に企画。初期購入者は、お試しでNFTアートとNFT音楽を購入することが可能です。
  • フリーミントとGiveaway: コミュニティの活性化を図るため、同時にNFTアートとNFT音楽のフリーミントやGiveawayも実施。これにより、早期支持者やファンに特別な体験を提供します。

2. プレセール/セールフェーズ(来年3月頃予定)

  • ボカロ系アーティストとのコラボ: 来年初頭から、ボーカロイド系アーティストとのコラボレーションやプロモーションを積極的に展開。これにより、プロジェクトの認知度を拡大し、ファン層を広げます。
  • 1stコレクションのプレセール/セール: NFTアートとNFT音楽の1stコレクションのプレセールおよびセールは、来年3月ごろに予定されています。このフェーズでは、特別なプロモーションイベントも実施し、プロジェクトの注目度をさらに高めます。

3. 技術開発

  • スマートコントラクトのデプロイ: NFTの取引やロイヤリティ分配など、技術的な基盤を整えるためにスマートコントラクトを開発・デプロイします。安全で透明性のある取引環境を提供します。
  • ウェブサイトとプラットフォームの開発: プロジェクトの専用ウェブサイトやプラットフォームを開発し、情報提供やNFT販売のための基盤を整えます。

4. コミュニティビルディング

  • ソーシャルメディアの活用: 主にX(旧Twitter)を活用して、プロジェクトの最新情報を発信し、コミュニティメンバーを増やします。また、ファン層との定期的な交流を通じて、プロジェクトの認知度を高めていきます。
  • AMA(Ask Me Anything)セッション: Discordメンバーが100名を超えた段階で、AMAセッションを開始。プロジェクトに関する質問にFounderやチームが直接答えることで、コミュニティとの信頼を深めます。
  • 早期支持者への報酬: 早期参加者には限定特典やフリーミントのチャンスを提供し、プロジェクトに深く関わってもらうためのインセンティブを設定しています。

5. マイルストーンと長期目標

  • 1stコレクションのセールフェーズ: 来年3月に1stコレクションの正式セールを予定。この成功が、プロジェクトの次なる展開への重要なステップとなります。
  • 展覧会やリアルイベントの開催: 現在、リアルイベントの企画が進行中です。リアルな場でNFTアートやNFT音楽を展示し、ファンとの対話を深める機会を提供します。
  • メタバースでの統合とライブイベント: メタバースでの展開を視野に入れ、NFT音楽「Dancing Luka Daily Bread」を使用した3D Animationライブを開催予定。開催プラットフォームは現在選定中で、メタバース空間でのライブパフォーマンスを通じて、新たな体験を提供します。
  • 長期展望: Discordを中心としたファンとのコミュニケーションを強化しながら、NFTアートやNFT音楽のコレクションを増やし、メタバースでの3D Animationライブを継続的に開催するサイクルを確立。これにより、プロジェクトは成長し続け、コミュニティと共に進化していきます。

本プロジェクトは、音楽やアートに興味を持つNFTコレクターやファンに向けて、新たなデジタル体験を提供し続けることを目標にしています。

コミュニティへの招待

資産運用をテーマにした新たな体験を一緒に創りましょう!私たちのDiscordコミュニティに参加することで、メタバースライブやNFTの最新情報、さらに限定コンテンツをいち早く手に入れることができます。アート、音楽、そして未来を共に築く仲間と出会える場所です。

灰色の誓い ~The Gray Pledge~ Dancing Luka Daily Bread Music by Panchan

今すぐ未来への投資を始めませんか?限定特典を手に入れ、メタバースライブでRahabとLukaの物語を体験しましょう!

「Discordコミュニティに参加して、特典をゲット!」

スポンサーリンク
シェアする
Panchanをフォローする
タイトルとURLをコピーしました